
岐阜セイリュウヒーローズ様
▶︎B-House(岐阜県)
AIカメラで練習・PRの効率を最大化
バスケから地元多治見を元気にしたい!
カテゴリ:チーム 導入時期:2022年5月〜 導入サービス:STADIUM TUBE Airモデル×1台(for Teamプラン) 目的:チーム強化、ファンエンゲージメント 導入者様HP:https://www.seiryu-heroes.com |
課題
・スポンサー企業に対し、自分たちの活動の様子の報告や継続的な協賛のお礼ができる方法を探していた。
・スタッフの人数が多くないため、練習分析やPRにかかる作業をなるべく減らしたかった。
活用方法
・AIカメラの映像視聴プレイヤーを協賛社専用ページに掲載し、いつでも試合などの映像を観てもらえるようにした。
・また同映像を練習やファンへのPRにも活用している。
効果
・1つの映像でPRから練習分析まで幅広く活用することができている。
・シンプルなユーザー導線で、スタッフの作業の手間を削減することができた。
岐阜セイリュウヒーローズは岐阜県多治見市をホームタウンとするバスケットボールチームで、東海・北信越リーグに所属しながらB.LEAGUEへの参入を目標に活動しています。
2022年5月にSTADIUM TUBE Airモデル for Teamプランを専用コートの「B-House」へ導入いただき、活動のPRや映像コーチングなどを主な目的としてご利用いただいています。
今回はヘッドコーチを務める酒井様に、地元密着なスポーツチームならではの様々な切り口でのSTADIUM TUBEの活用方法について伺いました。

株式会社スポーツクリエーション岐阜 酒井 駿矢ヘッドコーチ
地元・多治見市の“ヒーロー”として結成されたバスケットボールチーム
岐阜セイリュウヒーローズは2015年8月にプロバスケットボールチーム結成を目指し、地元企業10社が集まり発足しました。
“地域愛をベースにした貢献活動で東美濃45万人の元気と希望のシンボルに”を理念に掲げ、設立当初からコートの内外で地域の活性化を目指した活動を続けられています。
「私たちのチームの目標は勿論プロリーグへの参入ですが、一番に大事にしているのは地域の活性化と子どもたちの健全育成です。
セイリュウヒーローズは元々、多治見市を盛り上げる目的で地元のプロバスケットボールチームを作ろうという動きがあって結成されました。実は設立時の出資者は11人みんなバスケットボール経験者ではなかったんですよ。
なので今も部活向けのバスケクリニックのほか、地域のお祭りやイベントがあれば地元の“ヒーロー”として、選手等と共に積極的にお手伝いさせていただいています。」

マルチに使える映像がチームの活動を支える
岐阜セイリュウヒーローズ様では、スポンサーへの活動報告、練習でのコーチング利用、チームのPRの大きく3つの用途でSTADIUM TUBEを日常的にご利用いただいています。
「以前もビデオカメラで映像撮影を行っていましたが、STADIUM TUBEはコーチングにもPRにも使える動画を常に一定の品質で撮影できるので、スタッフの人数が多くない私たちのチームではとても助かっています。
いつもは専用コートの決まった位置に三脚を設置しており、外部での試合時も持ち運んで撮影しています。」

地元のスポンサーにチームの活動を届けたい
STADIUM TUBEを導入いただいたのは、コロナ禍から少しずつスポーツの活動が再開し始めた時期でした。当時から今までの活動を振り返り、酒井コーチはスポンサー企業への感謝を強く語りました。
「導入をした時期くらいからスポンサーの数が増え始め、ありがたいことに30社から今では100社の企業様にご支援をいただくようになりました。
所属しているリーグは試合数が多くないため、自粛期間中は思うように活動ができず大変でしたが、そのような中でも支援してくださったスポンサーの方達には何かお返しをしたいと考えていました。
そこでチームの公式サイトにスポンサー専用ページを用意し、STADIUM TUBEで撮影した練習や試合の映像をいつでも見ていただけるようにしました。
定点の映像から観やすくなったという反響もいただいており、これからも継続的に活動の様子を届けられたらと思っています。」

試合のベストプレーを臨場感ある映像でSNS発信!
AIカメラで撮影した映像により、スポンサーだけでなくファンに向けたSNSでの情報発信の方法も変化したと語られています。
「試合があった時はInstagramでその日のベストプレーTOP3を投稿しています。導入前からやっていましたが、ビデオカメラで撮影したものよりも、テレビで見る試合映像に近い臨場感のある映像で選手の活躍を伝えることができるようになりました。
STADIUM TUBEの得点シーンを抽出できる自動ハイライト機能も便利だと理解していますが、あえて自分たちの手で映像を選んで編集することにこだわっています。
得点している姿ももちろん魅力的ですが、熟練選手たちの一見目立たなくても試合をしっかり支えるいぶし銀な活躍をしっかり取り上げて紹介していきたいですからね!」

シンプルな操作で日常のフィードバックや映像分析がスムーズに
チームの活動PRのほか、日常の練習でもSTADIUM TUBEの映像を使用していただいています。特に映像共有や録画映像の管理画面のシンプルな操作性が、練習環境にいい変化をもたらしていると伺いました。
「チームの強化としては、主に自分たちの練習の分析、試合の振り返り、相手の試合のスカウティングの3つの用途で映像を活用しています。
いずれの場合も今まではビデオカメラをYouTubeにアップしてチームに共有していたのですが、今は視聴ページのURLをシェアするだけなので、映像の質とフィードバックのしやすさの両面で満足しています。
ちょうどSTADIUM TUBEと同時期に映像解析ツールも導入したのですが、管理画面からのmp4データのダウンロードがしやすいのでスムーズに分析を始めることができています。
私自身のコーチングの観点では、普段の練習ノートに対し実際の練習映像を照らし合わせて記録するようにしています。
計画した練習メニューが実際やってみてどうだったかや、過去同じメニューをやった時との比較ができるので、これが積み重なっていくと教える立場としても大きな資産になると考えています。
また少し変わった映像の使い方として、パノラマ映像に映っているベンチの様子にも注目しています。試合中に良いプレーがあった時にそれをベンチにいる選手等が認識し反応できているかを見ているのです。チームメイトのナイスプレーにきちんと反応することも、試合に出ていなくてもでもできるトレーニングの一つだと捉えています。」

映像を活用して県のバスケをさらに盛り上げたい!
さまざまな切り口でAIカメラの映像を使いつくしている酒井様へ、最後に今後挑戦してみたいSTADIUM TUBEの活用方法について伺いました。
「大会会場にAIカメラを持っていくと、審判の方に興味を持っていただくことがあります。特に全体を俯瞰できるパノラマ映像は審判の練習に役立つそうです。
そのような反応をいただくようになってから、岐阜県バスケットボール協会や審判の方たち向けに、AIカメラの撮影映像を講習会の資料として少しずつ提供し始めるようになりました。
回り回って、県全体・バスケ関係者全体のレベルアップや地域の盛り上がりにつながると考えており、セイリュウヒーローズとしても今後進めていきたい取り組みの一つですね。」