東海大学バレーボール連盟男子1部様

▶︎愛知学院大学 日進キャンパス AGUスポーツセンター(愛知県)

AIカメラで選手が頑張る姿を

全国にいるすべての保護者・OBへ届ける

カテゴリ:チーム、学校
導入時期:2021年2月〜
導入サービス:STADIUM TUBE S2モデル×2台、配信ページ
目的:PR、マネタイズ
導入者様HP:https://tokaigakuren.pussycat.jp/

課題

・全国から学生が集まるため、遠方から進学した学生の保護者は直接試合の応援をできる機会がなかなか無かった。

・またコロナ禍では無観客試合になり、より一層試合を観てもらうことが難しくなった。


活用方法

・AIカメラ設置会場で行われるリーグ戦のほぼ全てを、配信ページでLIVE配信している。

・試合配信はリーグ運営担当の学生が主体となって行っている。


効果

・全国にいる学生の保護者や関係者、教職員に試合を観て応援してもらえるようになった。

・大会を配信して「観てもらう」ことが練習や試合の緊張感やモチベーションにつながった。

・約3年間の利用を経て運用方法が確立され、映像を活かした取り組みにも意欲的になった。

東海大学バレーボール連盟は、全日本大学バレーボール連盟の傘下で静岡県、岐阜県、三重県、愛知県からなる東海エリアの加盟校から構成された競技組織です。

同連盟の加盟校であり、男子1部リーグ等の試合会場として使われている愛知学院大学日進キャンパスにあるAGUスポーツセンターにSTADIUM TUBES2モデルを導入いただいています。

今回同連盟に所属する名城大学の金子監督に、約3年間ご利用いただく中、特にコロナ渦中からアフターコロナを経て実感された導入効果や連盟内での意識の変化などについてお話しいただきました。

お話を伺った方:名城大学 金子美由紀監督

全国から学生が集まる東海大学バレーボール連盟

東海大学バレーボール連盟は、静岡県、岐阜県、三重県、愛知県の大学から構成された東海エリアの学生競技連盟です。

西日本インカレでは所属する愛知学院大学が現在4連覇中(※2023年現在)など、西日本の中でも強豪校が集まるエリアであり、全国から実力のある学生が集まってきます。

STADIUM TUBEは当連盟の男子1部が参加する大会の映像配信を目的として、2021年に導入していただきました。

「年間で男子1部春季・秋季リーグ戦のほか、入替戦、愛知県リーグ戦、韓国チームも参加する学連対抗戦など多くの大会を配信しています。AIカメラが設置されているのは愛知学院大学さんの体育館ですが、男子1部を中心にAIカメラで配信される試合は連盟として試合参加費の中に映像費を含めているため、今のところはこれらの大会の映像配信としての利用がメインとなっています。」

学連対抗戦では全国さらには韓国の大学から学生選手が集まる

AIカメラですべての学生の保護者に試合を届ける

導入時期はコロナ禍による活動制限の真っ只中。応援の機会が奪われる中で、大会の映像配信は学生や保護者にとって大きな支えとなったそうです。

そしてそれは現在も、金子監督をはじめ連盟各校の指導者の方たちの「全国にいるすべての選手の保護者へ、彼らが活躍する姿を届けたい」という思いに繋がっているといいます。

「導入当時は大会は実施されるものの無観客の制限がある状況だったので、配信には保護者やOBの方から多くの反響をいただきました。

制限が解かれた今も、特に出身地が遠い学生の保護者の方達に熱心に視聴いただいています。私たちの部は参加する大会も多いですが、その全ての大会に駆けつけて応援するのは難しいですからね。

また大学のHPに配信ページや強化日程の情報を掲載してもらってからは、大学の教職員をはじめ様々な方々に観ていただく機会も増え、大学全体で応援してもらえているのを感じています。」

東海大学バレーボールチャンネル(大会配信ページ)/STADIUM TUBE S2モデル

配信運用の主体は学生!3年間で盤石な体制に

大会の映像配信は現地にいる学連執行部のスタッフと、NTTSportictの配信チームが協力しながら行っています。

STADIUM TUBEのAIカメラは通常、事前に配信時間を予約するだけで自動で撮影・配信が行うことが可能です。

一方で学生リーグは試合時間の繰り上げなどで開始時間が変更になることが多く、大会の運用方法を変更せずに正確な映像配信を行うには、現場の状況をキャッチしながら撮影開始時間の調整を行う必要がありました。

そこで試合会場の様子を学生スタッフに連絡してもらい、NTTSportict側で予約時間の調整を遠隔で行う方法で、現場の負担を最小限にしながら確実な配信を実現しています。

3年間の運用を通し、そんな両者の連携はかなり強くなったと金子監督は語っています。

「この3年間、学生スタッフの入れ替わりやAIカメラの機能など運用面で様々な変化を経ながら配信を継続してきて、お互いの連携がかなり強くなった実感があります。

コロナの制限も解除され、連盟のスタッフたちもこの盤石な体制をベースにさらに新しいことをやっていこうと前向きな気持ちになっています。」

大会の運営は学連の学生スタッフたちによって支えられている

活動に集中できる環境を一番に、新たな取り組みにも挑戦

そんな連盟との新しい取り組みの一つとして、大会会場での選手に向けたお弁当の予約販売があります。当連盟で行われるリーグ戦を、お弁当販売会社様に新たな「売り場」としてNTTSportictからご提案しました。

「連盟や学生にとっても大会時のお昼ご飯の調達は、大きな問題ではないものの毎回負担を感じることの一つでした。なのでこのお話をいただいた時はお互いがwin-winとなる素敵な取り組みだと感じました。

スポンサー集めはスポーツチームが活動する上で非常に大事なことだと理解しています。

一方で私たちは学生連盟なので、指導する側も選手も日々の練習や試合を一番優先するべきだと考えています。

自分たちでお金を負担して練習場所を借りる、AIカメラを導入して使う、試合を配信して誰かに観てもらうことそれ自体も、毎回の試合や練習に対してしっかり集中して取り組むためにはとても大切なことだと捉えているのです。」

金子監督と名城大学の選手たち

「練習や大会を配信できる場」としての価値を広めたい

最後に今後挑戦してみたいSTADIUM TUBEの活用方法について伺いました。

「今後は「練習や大会を配信できる場」として、各連盟所属校や女子など他部のチームに対して、STADIUM TUBEを設置しているコートのレンタル利用の提供を検討しています。

お金を払って場所を使う価値を感じると利用者も取り組み方が変わりますし、そのような考え方が私たちのチーム以外にも広がればと思います。

こういった考えに共感していただいた上で継続的に活動費を集めることができるのであれば、マネタイズの方法としてとても理想的ですね。」

この事例で使われているSTADIUM TUBEのプラン

2眼レンズを備えた
屋内競技向けモデル

S2モデル