朝日ガスエナジー東員スタジアムを拠点とした地域活性化検討の取り組みについて

2021年03月19日

 株式会社ラッキータウンテレビ※1は、地域活性化検討の取り組みとして、株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブ※2、株式会社 NTTSportict※3と「朝日ガスエナジー東員スタジアム」において、AI の自動スポーツ撮影ソリューションによるスポーツ映像活用の実証実験を実施いたします。

※1 三重県桑名市、代表取締役社長 水谷 有成、以下 ラッキータウンテレビ
※2 三重県桑名市、代表取締役 後藤 大介、以下 ヴィアティン三重
※3 大阪府大阪市、代表取締役社長 中村 正敏、以下 NTTSportict

1.背景・経緯

 これまでにない新しい地域スポーツコミュニティの価値創造の可能性を探求すべく、ヴィアティン三
重が管理する「朝日ガスエナジー東員スタジアム」を拠点とした、AI カメラでの地域スポーツ配信によ
る地域活性化に向けた取り組みを検討しています。

2.AI ソリューションについて

 NTTSportict が取り扱う AI ソリューションの中心となるのは、Pixellot Ltd.(本社:イスラエル)が
開発した無人撮影カメラで、AI による自動撮影や編集機能を備えています。スタジアムなどの競技施設
に設置することで、撮影コストを約 10 分の 1 に抑えることができます。また、動画内や動画と動画の
合間に広告を自動挿入することも可能です。「Pixellot」は現在、サッカー、バスケットボール、ラグ
ビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど 14 競技の撮影に対応しており、「オートプロダク
ション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような、自然なカメラワークになります。

3. 「朝日ガスエナジー東員スタジアム AI ソリューショントライアル」について

 本実証実験フィールドの「朝日ガスエナジー東員スタジアム」は、現在 JFL に所属し三重県初の J リ
ーグ参入をめざすヴィアティン三重が、2020 年 4 月より東員町から指定管理を受けて運営する施設で
多目的グラウンドと併せて、サッカーはもとより地域の三世代が交流を行う場としての活用が期待され
ています。本実証実験では、朝日ガスエナジー東員スタジアムに AI ソリューション等 ICT 環境を構築
し、自動撮影したスポーツ映像を活用して地域活性化及び新たな価値の創出につなげることを目的とし
ております。

 <実施日時>

2021 年 3 月 21 日(日)
ヴィアティン三重×FC マルヤス岡崎の試合にて実証実験を行います。
※現時点の予定であり、変更になる可能性がございます。

本デモは限定公開で配信する予定です。AI ソリューションで撮影した過去のスポーツ映像は、
NTTSportict の公式ホームページ(https://nttsportict.co.jp)にアクセスしてご覧ください。

4.実証実験の各社の役割

5.今後の展開

 本実証実験を通じて、施設利用者や施設・地域の関係者の方々へ、AI ソリューション等の ICT を軸と
した新たな価値提供を通じて、持続性及び発展性を検証し、地域スポーツコミュニティ活性化を推進し
て参ります。