NTTSportictと長崎国際テレビが「スポーツ映像配信に関する共同事業」 の協定を締結
2022年01月18日
株式会社NTTSportict(⼤阪市都島区 代表取締役社⻑ 中村正敏、以下 NTTSportict)と、株式会社長崎国際テレビ(長崎市出島町 代表取締役社⻑ 袴田直希、以下 長崎国際テレビ)は「AIソリューションを活⽤したスポーツ映像配信に関する共同事業」の協定を締結いたしました。
《背景》
長崎国際テレビではこれまで地元スポーツの地上波放送やweb配信に積極的に取り組んで参りました。そのような取り組みの中で、長崎県は有人離島数日本一であること、またコロナ禍で移動制限やスポーツの活動制限が生じたことから、離島など地域によってスポーツ選手が活躍を見せる機会に隔たりが起きていることに課題を感じていました。
地元放送局として地域の選手・視聴者の誰もが気軽にスポーツコンテンツを楽しめる環境を提供する手法を模索していたところ、自動で本格的な試合撮影を可能にするNTTSportictのAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」に着目いたしました。
またNTTSportictの掲げる「スポーツを通して笑顔と感動を⽣み、地域社会の発展に寄与する」という理念にも共感し、この度共同事業協定を締結しサービスを導入いたしました。
事業では、地上波で中継されにくい地区大会の1回戦などを映像化し、コロナ禍で観戦にいけない選手の家族へ子どもの雄姿を届け、地域や家族の繋がりづくりを応援します。また、映像を活用した指導などへの汎用を目指し、県内のスポーツ教育の振興や生涯スポーツの普及に貢献いたします。


《事業内容・最新配信情報》
本事業ではNTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」Proシリーズを⽤いて地域のスポーツの試合を撮影し、長崎国際テレビで提供する配信サイト等でのコンテンツ配信を行います。
会場に行けなくてもパソコンやタブレット、スマートフォンなどから試合動画をご覧いただけます。また試合動画を収録したDVDの販売など、地域スポーツの新たな楽しみ方を提案いたします。
直近では1月22日(土)23日(日)に無観客で実施される「第56回長崎県高校サッカー新人戦」の一部試合の配信を特設webページにて予定しております。
また今後も様々なスポーツの配信を予定しており、誰もがいつでもどこでも地元スポーツを楽しめる環境を提供して参ります。
■大会名:令和3年度(第56回)長崎県高校新人体育大会サッカー競技
日程 :2022年1月22日(土)-23日(日)
場所 :長崎市営ラグビーサッカー場、長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド、長崎市総合運動公園陸上競技場 ※無観客での開催です。
配信webページ :https://www.videoflow.io/channel/vfc-h1nxt7q0g
※事前登録不要・無料でご視聴いただけます。
配信試合数:8試合
22日(土)
10:00~ 男子準々決勝(長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド)
12:00~ 男子準々決勝(長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド)
14:00~ 男子準々決勝(長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド)
12:00~ 女子決勝 (長崎市総合運動公園陸上競技場)*
14:00~ 男子準々決勝(長崎市総合運動公園陸上競技場)*
23日(日)
12:00~ 男子準決勝 (長崎市総合運動公園陸上競技場)*
14:00~ 男子準決勝 (長崎市総合運動公園陸上競技場)*
※男子決勝は開催されません(両校優勝)
※長崎市総合運動公園陸上競技場で実施する試合はLIVE・アーカイブ動画を配信いたします。
長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド、長崎市営ラグビーサッカー場で実施する試合はアーカイブ動画のみを配信いたします。
※新型コロナウイルスの感染状況に伴い、試合や配信が一部変更になっています。
今後も中止または、延期される場合がございます。
《AIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」 Proシリーズ》


NTTSportictが提供するAIスポーツ映像ソリューション「STADIUM TUBE」Proシリーズの中⼼となるのは、Pixellot Ltd.(本社:イスラエル)が開発した無⼈撮影カメラで、AIによる⾃動撮影や編集機能を備えています。スタジアムなどの競技施設に設置することで、撮影コストを約10分の1に抑えることができます。また、動画の再⽣前に広告動画を⾃動挿⼊することも可能です。
現在、サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど14競技の撮影に対応しており、「オートプロダクション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような、⾃然なカメラワークになります。
また通常のAI撮影と合わせて、同時にパノラマでピッチ全体の映像も撮影されるため、撮影した映像を既存のコーチングシステムへ直接流し込むことで、ファイル変換などの⼿間をかけずにチームの練習、選⼿へのフィードバックや分析に活⽤することができます。